歯科コンサルタントって?歯科医院の経営について

年々難しさが増している歯科医院の経営、自分でするにはとても難しい、そう考え始めている人もいます。その場合経営は別途でコンサルタントに任せるべきなのか?歯科医院経営と経営コンサルトの関係についてメリットを含めてご紹介いたします。

病院だから安泰、というわけではない

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医者というのは安泰なもので、開業すると一生その医院は存続する……そう考えている人もいるかもしれないです。
しかし実際そうかといえばけしてそんなことはなく、廃業になってしまった医院は非常に多いのです。
開けば患者がくる、そんな時代もありましたが現代ではそれも非常に難しいことなのです。
中でも歯科医院は激化の一方、開業が2000軒あったものの、八割程度が廃業に追い込まれているという現実です。
病院、診療所、歯科医院、これらが廃業に追い込まれてしまう時代で経営コンサルティング業者の需要が高まっている傾向にあります。

まず歯科医院がなぜこんなにも廃業になりやすくなってしまっているのか?それはその軒数も大きく関わっています。
街のどこを見ても見かける程に多いコンビニ、歯科医院は実はこのコンビニよりも多いのです。
人口減少が社会問題化しているいま、患者の数に比べて歯科医院の数は多すぎる、飽和している傾向にあります。
歯科医院の殆どが今は立地のいいところに開業し、働く人に向けての歯科医院として経営、そのため土日も診療をするなど必死の策にでています。
ですがそれは殆どの歯科医院が考えていることであり実践していることでもあります。
そのため苦労はしているもののかえって集客がうまくいかない、そんな悪循環に陥ってしまっている傾向にあります。
よほどの経営手腕がない限り、駅前のように競争率の高いところで開業するのは悪手となりつつあるのが現状です。

そしてまた歯科医院は以前に比べて随分収益がだしづらい環境になっています。
歯科医院で使用されている歯材のコストなどが上昇、設備費用、医院の維持費……あらゆる面でコストがかかり、それはしかも患者さんにとっていい治療を提供しようとすればするほどに赤字がでてしまう現状です。
診療報酬のマイナス改定、これにより保険診療で得られる利益は極端に減ってしまっている傾向があります。
従来通りにやっているのにずっと利益が出ない、赤字になってしまった、これは複数の要因が歯科医院の経営に影響をもたらした結果なので、しっかり見直さなければならないのです。

しかし、歯科医は治療などに関してはスペシャリストではありますが、経営までスペシャリスト、というわけにはいかないです。
医薬分業とシステムがあるように、医師は全部行うのではなく、経営のことは経営コンサルタントにやってもらう、そうした分担の仕組みを導入していくのが一番です。
全部を行うのではなく、経営に関して広い視野と専門知識をもってるコンサルティング業者に、歯科医院の経営についての要因を考慮してもらう、そして収益をしっかりあげていくのを目指していきたいところです。
適切な場所で適切な経営をする、これが実現できればコンサル料も十分支払えるのが歯科医の本来の実力となっています。
なので経営がどうにもうまくいかなさそう、そんなときは相談がおすすめです。

経営コンサルタントに任せるメリットとは

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歯科医院の経営をコンサルティング業者に任せると次のようなメリットがあります。

歯科経営専門のコンサルタントに開業~資金調達・運営まで安心して相談できる

まずは経営の相談、歯科医は歯の治療に関する専門家であり、経営の専門家ではないです。そのためいざ開業をしよう、となったときにたくさんつまずくことがあります。
また経営にあたり専門知識がないと上手くいかないこともあったりとその労力は果てしないものです。
ですがそれはあくまで全部一人でしている場合の話、経営コンサルティング業者に依頼すると、経営に関する相談を密に行うことができます。
経営にあたり知識が少なくても安心!相談しながら順序良く経営を進めていけるので安心です。

10年先まで見据えた戦略的かつ実践的な歯科コンサルティングがリスクも未然に防ぐ

そして次のメリットが大失敗をしないということ、経営をしていて大失敗をしてしまうとすぐに廃業のフラグがたってしまいます。
損害が多ければ即廃業、なんてこともあるかもしれないです。
しかしそうした失敗を未然に防ぐ能力があるのが経営コンサルティング業者であり、しっかり相談しながら経営していくため、そうしたリスクがあるのが見えればすぐに指摘、そして方向転換を可能にしてくれます。
リスクを避ける、大失敗を避ける、まだ立て直せる範囲での失敗はあってもそこまで問題にはならないものです。
その範囲でのみの失敗におさえ、そこから立て直すためにあらたに相談をすることもできます。

歯科治療や技術向上に集中!多くのクリニックから患者さんに選ばれる歯医者を目指す!

そして最後に最大のメリット、治療や技術向上を集中してやっていける、というところです。
全部自分でやるとコストが軽減しますので、実際かかる費用も少なく進めるかもしれないです。しかしその場合、経営に関する雑務がどんどん増えてしまうので、結果本業である歯科医としての技術向上にとれる時間が少なくなってしまいます
経営について問題無い場合でも、この部分でサポートしてほしいから経営コンサルティング業者に依頼をする歯科医もいます。
有効に時間を買う、という意味でも依頼は大きなメリットです。
本業のほうの技術向上ができれば、それをあらたな武器としてさらに発展させていくこともできるでしょう。

歯科医院専門の経営コンサルティング業者に依頼する

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経営コンサルタントにも得意な分野がありますので、歯科医院の経営に詳しいところを利用するのがおすすめです!
歯科医院特有の専門性、そして長年の経験を生かしてサービスにあたっているため、開業前のサポートは勿論のこと、こうしたコンサルは長期的な経営を見越して行うので開業後5年、10年後も見越してサポートを行っていきます。
そして保険診療において患者獲得をするには情報発信がとても大事!歯科医院も開業してそのまま医院をおいておくだけでは集患は難しいです。
今の情報化社会において大事な宣伝やインターネットの利用、その活用方法をしっかり考えていくことにより永続的な集患が成功しています。
何もない状態から開業、そしてそこからの経営……やることはとても多く、また専門知識や広い視野が必要です。
けしてこれだけに集中して、という状況にはならないものです。
経営コンサルタントに依頼することでの広い視野を確保することが可能、具体的に言うと物件選びから始まり、保険診療なのか自費診療なのかによってかわる立地も考えていくことができます。開業場所の調査から行ってくれるのでとても心強いのです。
そして他にも資金調達、スタッフ教育サポート、宣伝……経営にあたり必要なあらゆる負担をしっかりサポート!尚且つ移り変わっていく時代を見逃さずに、その時その時に適応した方法でのアドバイスをしてもらえます。

昔はよかったものの、今の時代医療現場もけして安泰とは言えないです。
だからといって諦めるのはまだ早いもの、歯科医院専門の経営コンサルティング業者を通してミスのない経営をしていくのが大事です。
開業する歯科医院の理念を大事にしてサポートしてくれる上に、本質的なアプローチも期待できます。
長く続けられる歯科医院を目指すために、これから開業をしようと考えている、収益を伸ばしたい、そんなときはまずは相談をおすすめいたします。